クリニック内装

【デザイン事例で見る】クリニックや病院の内装のポイント

クリニックや病院の内装は、患者様の心地よさと安心感を高め、医療環境全体の品質を向上させる重要な要素です。

この記事では、デザイン事例を通じてクリニックや病院の内装における重要なポイントを解説します。

内装デザインが医療環境に与える影響について深く掘り下げ、最適な空間を作るためのアイデアを紹介していきます。

 

クリニック内装のご相談は下記からお気軽にご連絡ください。

クリニックの内装デザインはBeyond Clinic Design

 

クリニックや病院に内装が重要な5つの理由

クリニック内装

クリニックや病院の内装デザインは、医療施設において大切な要素です。

具体的には、次のような理由が挙げられます。

 

①患者様に安心感を与えることができる

②待ち時間の快適性を担保できる

③患者様のプライバシーを守ることができる

④スタッフの動線の確保ができる

⑤スタッフの満足度を向上できる

では、順番に見ていきましょう。

 

患者に安心感を与えることができる

患者様は、医療施設を訪れる際には不安や緊張を感じることが多いです。

クリニックや病院の内装デザインが適切に施されている場合、提供される医療施術に対し安心感や期待感を感じるようになります。

 

また、清潔感のある環境や、穏やかな色調や温もりのある照明は、高品質かつ安全な医療を提供している印象を与える効果もあります。

また、医療スタッフに対してより高い信頼を感じることができ、リラックスできる環境を提供することにも繋がります。

 

待ち時間の快適性を担保できる

クリニック内装待合室

待合室は、患者様やその家族が最初に接する場所です。

そのため、より快適に過ごしていただくためにも待合室の内装デザインは特に重要です。

 

快適な座席や適切な間隔、そしてキッズスペースなどの要素を抑えることで、患者様にとって待ち時間がより過ごしやすくなり、ストレスを軽減することに繋がります。

患者様が快適な待合室で過ごすことができれば、患者様にとっての医療体験はより良いものとなり、医療施設への評価も高まります。

 

患者様のプライバシーを守ることができる

歯科クリニック内装事例

内装デザインは、患者様のプライバシーを尊重し保護する役割も果たします。

特に診察室や入院施設では、パーティションの設置やプライバシー保護ができる設計が欠かせません。

 

そういった観点から内装をデザインすることによって、患者様は自分の情報や状態を医師に安心して話すことができます。

患者様と医療スタッフの信頼関係はより強くなり、自身の健康についてオープンに話すきっかけとなりより良い治療に繋がります。

特に皮膚科クリニックや人間ドッグなどカウンセリングルームが必要なクリニックでは、プライバシーを保護することで長く通いやすいクリニックを実現することにも繋がります。

 

スタッフの動線の確保ができる

クリニック内装事例産婦人科

内装デザインは医療スタッフの効率性にも大きな影響を及ぼします。

診察室、手術室、受付など、スタッフが頻繁に移動する場所の適切な設計は、医療行為をよりスムーズに行うことに繋がります。

スタッフが効率的に移動できる環境は、医療ミスのリスクを減少させ、患者様へのケアをさらに高いスピード感で行うことができます。

 

また、効率的な設計にすることでスタッフのストレスを軽減し、医療従事者の仕事の質とモチベーションを向上させることにも繋がります。

 

スタッフの満足度を向上できる

クリニック内装満足度向上

内装デザインは医療スタッフの効率性だけでなく、満足度にも影響を及ぼします。

 

快適な労働環境は、スタッフのモチベーションを高めることに繋がるため、医療施設の運営においても重要な要素です。

スタッフが安心して働ける環境にいると、より高品質かつ安全な医療を患者様へ提供しやすくなります。

 

また、スタッフの満足度が高まると退職する人が減少するため、経験や知識が豊富なスタッフが増え、より価値のある医療を提供し続けることができます。

内装デザインは集患だけでなく、スタッフの採用や安定した経営にも繋がります。

 

クリニックや病院の内装で注意すべきポイント3つ

クリニック内装事例カウンセリング

より良い空間作りを実現するためには、以下の3つのポイントに特に注意を払うことが大切です。

 

①コンセプトとターゲットを明確にする

②理想を実現できる設計会社を選ぶ

③実績が豊富な会社を選ぶ

順番に説明していきます。

 

コンセプトとターゲットを明確にする

理想の内装デザイン実現の第一歩は、明確なコンセプトとターゲットを明確に設定することです。

クリニックや病院はさまざまなスペースから成り立っており、それぞれのスペースに適したデザインが求められます。

 

例えば、エグゼクティブ向けの自費診療クリニックなのに高級感のない内装にしてしまったり、若い女性がターゲットなのに硬い印象な内装にしてしまったり、などです。

コンセプトとターゲットを明確にし、各スペースに適切なデザインを適用することで、施設全体が一貫性を持ちつつ、目的に合った環境作りを実現できます。

 

特に競合の多いエリアでは明確なコンセプトを反映させた内装を設計することにより、継続して通いたくなる快適な空間作りを実現することができます。

 

理想を実現できる設計会社を選ぶ

内装デザインを成功させるためには理想を実現できる設計会社選びが大切です。

内装を進めていく上で医療施設の特有の要件や法的規制を考慮しなければなりません。

 

そのため、医療施設の設計分野において経験豊富で専門的な知識を持つ設計会社を選ぶことが重要です。

弊社の医療施設デザイン事例は下記からご覧になれますので、合わせて参考にしてみてください。

ストリームのクリニック設計事例はこちら

 

実績が豊富な会社を選ぶ

過去の内装デザイン事例やクライアントの評判を確認し、実績が豊富な設計会社を選ぶことも大切です。

実績豊富な会社を選ぶことで、内装デザインを予算以内でより高い品質で完成させられることが多いです。

 

地域性や文化を反映したデザインやエグゼクティブ向けのプライベート感とリラックスできる空間設計を施したクリニック、予算を抑えつつも他にはない通いたくなるクリニックまであらゆる理想を実現いたします。

ご相談は無料ですので、下記からお気軽にご相談ください。

クリニック内装設計のご相談はこちら

 

クリニックや病院の内装設計事例5つ

クリニック内装産婦人科事例

ここからは、実際にクリニックの内装設計事例を紹介していきます。

 

①産婦人科クリニックの内装設計事例

②美容クリニックの内装設計事例

③医療脱毛クリニックの内装設計事例

④エグゼクティブ向けクリニックの内装設計事例

⑤歯科クリニックの内装設計事例

順番に見ていきましょう。

 

産婦人科クリニックの内装設計事例

クリニック内装産婦人科事例

地域に根ざした産婦人科のクリニックの設計事例です。

清潔感あふれるデザインを基調とし、やわらかな光に包まれるような広々とした待合空間を実現しています。

 

リラックスできる待合空間を設計することで、待ち時間のストレスを緩和する効果が期待できます。

また、アースカラーを基調とし落ち着いた雰囲気を全体に広げ、患者様に安心していただけるような空間となっています。

 

クリニック内装事例産婦人科

もちろん内装デザインは患者様の快適さだけではなく、スタッフの効率性とストレス軽減にも繋がります。

例えば、バックヤードエリアはスタッフの動線を徹底的に考慮して設計。

 

コンセプトを反映し、患者様はもちろん働きやすさを考慮した内装設計にすることで、医療サービスの向上に繋がり医師と看護師がストレスなく患者様に対応できる環境を作り出しています。

産婦人科クリニックの内装事例

 

美容クリニックの内装設計事例

クリニック内装事例皮膚科

「気軽に通える美容クリニック」がテーマ。

 

漆喰の壁と木目の壁を中心に設計されており、コンパクトな空間を活かしながらもアットホームでリラックスした雰囲気を作り出しています。

漆喰の壁は自然な質感と温かみが感じられるため、患者様に安心感を与えることができます。

 

処置室では間接照明が使用されており、やわらかな光の効果で包み込まれるような安心感のある雰囲気に。

また、友達の家に遊びにいくような空気感を作り出すことで美容医療へのハードルを下げ、美容医療がより身近に感じられるデザインを実現しています。

美容クリニックの内装事例

 

医療脱毛クリニックの内装設計事例

クリニック内装事例脱毛

10代から20代をメインターゲットにしつつ30代までの幅広い年齢層が通えるような医療脱毛クリニックのデザイン事例です。

カラフルでキャッチーながらも大人かわいい空間を目指した空間を設計。

 

これまでのクリニックにはないカラーテイストや本物志向の素材を使用することで、クリニックの雰囲気を一層高め安っぽく見えないような設計を実現。

内装デザインにおいてカラーの選び方や配置、素材の使い方などは非常に重要です。

 

ターゲットとする層やどのようなコンセプトを実現したいかを元に、理想のクリニックの実現のため提案させていただきます。

医療脱毛クリニックの内装事例

 

エグゼクティブ向けクリニックの内装設計事例

クリニック内装事例カウンセリング

各専門医からの診察や検診、そして総合的なプレミアム人間ドックを提供する特別なカウンセリングルームの設計事例です。

プレミアム人間ドックを受ける利用者様に本エリアのコンセプトを表現しつつ、他のクリニックのカウンセリングルームと明確な差別化を計った空間作りとなっています。

 

ハイエンドホテルの客室のような診察室で、ゆったりとした特別な時間を感じながら、健康について医師とじっくりと話をできる今までにない特別な空間体験をできる場所を提供しています。

エグゼクティブ向けクリニックの内装設計事例

 

歯科クリニックの内装設計事例

歯科クリニック内装事例

患者様に寄り添った矯正治療の方針と先生の誠実な人柄を、空間デザインに落とし込むことを第一に、設計作業をスタート。

患者様に寄り添い医療をスムーズに進めるために、コンパクトかつ直線的な動線を確保しつつ奥行き感のあるデザインに。

内装の素材は、石材漆喰材を組み合わせたものになっており、本物志向の雰囲気を感じさせています。

 

歯科クリニック内装事例

立地が銀座ということもあり、銀座にふさわしいプレミアム感を演出しています。

また、処置ブースはガラスパーテーションで区切ることで、広々としていながらも個室感があり、患者様のプライバシー性を守りつつ意匠性を兼ね備えたデザインを実現。

さらに、患者様の視界に入りやすい場所にはタイル仕上げを施し、コストを抑えながら高品質なクオリティをキープしています。

歯科クリニック内装設計事例

 

他にも様々なコンセプトで医療施設をデザインしてきました。

クリニックをはじめとした医療施設の設計事例は下記よりご覧ください。

ストリームのクリニック設計事例はこちら

 

クリニックや病院の内装でよくある質問5つ

ここからは内装デザインをする上でよくある質問に回答していきます。

 

・工事期間はどのくらいですか?

・工事費用は坪単価いくらぐらいが目安ですか?

・建築からお願いすることもできますか?

・クリニックのオープンに向けて、何をいちばん最初にすべきですか?

アフターフォローはしてくれますか?

回答は下記です。

 

工事期間はどのくらいですか?

20〜30坪くらいのクリニックの場合、施工開始から大体1 か月くらいかかります。

しかしながら、さまざまな条件で変動しますのでスケジュールはできるだけ余裕をみておくことをおすすめします。

 

工事費用は坪単価いくらぐらいが目安ですか?

規模や内装へのこだわりの他、さまざまな条件によって変わります。

一概にお答えするのは難しいですが、これまでの経験では、器具・設備は別で50万円/坪〜90万円/坪ぐらいが多いようです。

内装費用相場、坪単価については下記記事にて解説していますので、合わせてご覧ください。

クリニックの内装費用相場や坪単価を科目別で全て解説【費用を抑える方法まで】

 

建築からお願いすることもできますか?

規模にもよりますが、弊社は一級建築士事務所と提携しておりますので、建築から内装デザインまで一貫して対応することができます。

 

クリニックのオープンに向けて、何をいちばん最初にすべきですか?

やるべきことは数え出すとキリがないくらいたくさんありますが、何と言ってもいちばん大切なのは、「社会や地域にこのクリニックを通して提供したい価値」= パーパスを明確にすることです。

 

そして、そのために「最も大切にし、こだわりたいこと」=コンセプトを導き出すことです。

これこそが、競合との差別化を図り患者様に愛されるクリニックの誕生への第一歩です。

 

アフターフォローはしてくれますか?

これまでのお客様ともよい関係を長きに渡り築かせていただいています。

お引渡し後の不具合などが発生した場合は、施工会社とともに迅速に対応させていただきます。お客様とは末永くよいお付き合いをしたいと思っております。

 

まとめ

株式会社ストリームではコンセプトを設計の細部にまでこだわり、理想のクリニックを実現することをサポートしております。

医療施設の過去の設計事例は下記に記載しておりますので、合わせてご覧ください。

ストリームのクリニック設計事例はこちら

 

また内装設計のご相談は下記よりお気軽にご連絡ください。

お問い合わせはこちら

 

クリニックの内装設計の詳細な流れや弊社のこだわり、事例などは下記からもご覧になれますので、合わせてご覧ください。

クリニックの内装デザインはBeyond Clinic Design