【クリニック内装デザイン】来院したくなるおしゃれなデザインの作り方
理想のおしゃれなクリニックデザインを実現するために、内装デザインの事例から作り方まで解説していきます。
クリニック内装の流れやご相談は下記よりお気軽にお問い合わせください。
クリニックの内装デザインはBeyond Clinic Design
来院したくなるおしゃれなクリニック内装デザインの作り方
クリニックの内装デザインは、患者さんの印象や信頼感に大きく影響します。おしゃれで快適な空間を作ることで、患者さんの満足度やリピート率を高めることができます。
では、どのようにしておしゃれなクリニック内装デザインを作ることができるのでしょうか?
・コンセプトを明確に決める
・ターゲットを決める
・理想のクリニックの内装デザインを参考にする
順番に説明していきます。
クリニック内装の作り方ガイドは下記より合わせてご覧ください。
コンセプトを明確に決める
まずは、クリニックのコンセプトを決めていきます。
コンセプトにより、クリニックの特徴や方向性、目指すイメージなどを言語化します。
コンセプトを決めることで、クリニックの内装デザインに一貫性や個性を持たせることができます。
例えば、「服を買うように美容クリニックに通う」、「次世代の検診センター」、「美の始まりの洞窟」などがコンセプトの例です。コンセプトを決める際には、以下のような点に注意しましょう。
・コンセプトは簡潔でわかりやすいものにする
・コンセプトはクリニックの業種や診療内容に合わせる
・コンセプトはターゲット層のニーズや好みに応える
コンセプトを決める上で同様に大切なのがターゲットを決めることです。
ターゲットを決める
クリニックのターゲット層を決めることも大切です。
ターゲット層とは、クリニックが主に訴求したい患者さんの層のことです。
ターゲット層を決めることで、クリニックの内装デザインに適した色や素材、照明などを選ぶことができます。
例えば、若い女性をターゲットにする場合は、パステルカラーや明るいカラーリングなど。
ターゲット層を決める際には、以下のような点に注意しましょう。
・ターゲット層は具体的に定義する(年齢、性別、職業、趣味など)
・ターゲット層は市場調査や競合分析などで客観的に分析する
・ターゲット層は定期的に見直しや更新を行う
理想のクリニックの内装デザインを参考にする
理想のクリニックの内装デザインを参考にすることも大切です。
理想のクリニックとは、自分が患者さんだったら来院したくなるようなクリニックです。
理想のクリニックの内装デザインを参考にすることで、自分のクリニックに取り入れたい要素や改善したい点などを見つけることができます。
例えば、雑誌やインターネットなどでおしゃれなクリニックの写真や記事を探してみたり、実際におしゃれなクリニックに足を運んでみたりしましょう。
理想のクリニックの内装デザインを参考にする際には、以下のような点に注意しましょう。
・参考にするクリニックは自分のコンセプトやターゲット層に近いものにする
・参考にするクリニックは自分の予算やスペースに合わせて選ぶ
・参考にするクリニックは模倣ではなく参考として活用する
弊社で設計を手がけてきたクリニックの内装事例は下記よりご覧ください。
おしゃれなクリニック内装に共通するポイント
おしゃれなクリニックは、患者さんにとって魅力的な場所になりますが、どのようなポイントに注意すれば、理想のクリニック内装を実現できるのでしょうか?
ここでは、おしゃれなクリニック内装に共通する3つのポイントを紹介します。
・リラックスできる空間設計
・高級感のある素材が使われている
・非日常空間が演出されている
順番に説明します。
リラックスできる空間設計
クリニックは、医療行為が行われる場所ですから、患者さんは不安や緊張を感じやすいです。
そのため、リラックスできる空間設計が重要です。
具体的には、以下のような工夫があります。
・柔らかい色合いや自然光を取り入れる
・ソファやクッションなどの快適な家具を配置する
・植物やアートなどの視覚的なアクセントを作る
これらの工夫は一例ですが、患者さんは心身ともにリラックスできる空間に入ることができます。
リラックスできる空間は、患者さんのストレスを軽減し、治療効果を高めるとともに、クリニックへの満足度やリピート率も向上させます。
コンセプトに合った素材が使われている
おしゃれなクリニック内装では、コンセプトに合った素材が使われています。
コンセプトに合った素材とは、例えば下記です。
・重厚感のある石材で安心感を演出
・木材を使用し暖かさを表現
・肌触りの良い漆喰で優しさを醸成
例えば、床材には天然木や大理石などの素材を選ぶことで、空間に温かみを。
また、壁材には塗装やタイルなどの清潔感のある素材を選ぶことで、空間に明るさや清潔さを。さらに、家具や照明などの小物には金属やガラスなどの光沢のある素材を選ぶことで、空間にモダンさや高級感を与えます。
特に高級感のある素材は、患者さんに対してクオリティの高いサービスを提供していることを印象付けます。素材選びでは、患者さんの信頼感や満足感を高めるとともに、クリニックのブランドイメージを向上させます。
非日常感が演出されている
おしゃれなクリニック内装では、非日常感が演出されています。特に美容クリニックなどでは非日常感を演出することで通いやすくなる効果が期待できます。
例えば、クリニックのテーマやコンセプトに沿ったデザインや装飾を施すことで、非日常感を演出できます。
非日常感は、患者さんに対して特別な価値を提供していることを感じさせます。一度来院するだけで患者さんの記憶に残るとともに、クリニックの差別化や口コミ効果を高めることにも繋がります。
クリニック内装デザイン事例
では、実際にクリニック内装事例をデザインのテイストごとに見ていきます。
下記リンクからも弊社のデザイン事例を見ることができるので、合わせて参考にしてみてください。
女性向けのクリニックデザイン
10代から20代をメインターゲットに据えた医療脱毛のクリニックをつくるにあたり、カラフルでキャッチーなクリニックデザインとしつつも安っぽくならず30代までが通えるような大人かわいい空間を目指して設計した事例。
服を買いにいくように美容クリニックに通う。をコンセプトにした女性のための優しさと柔らかさを前面にだしたクリニック シンプルでコストを抑えた内装設計ながらも、コンセプトカラーをグラデーションのピンクの漆喰でアクセントとして演出。
高級感のあるクリニックデザイン
銀座のハイエンドな方々へ向けた重厚で清潔な雰囲気を、神話に出てくる神秘的な洞窟をモチーフにデザインしています。
素材を肌触りの良い漆喰や先進技術を使用した受付カウンターなどが、銀座院だけのダイナミックな空間に。
しっとりと、優しい安心感を患者様に感じてもらえたらと思います。
各専門の医師から様々な診察や検診や、総合的なプレミアム人間ドックも受けることができる特別なカウンセリングルーム。
プレミアム人間ドックを受診する利用者のための本エリアのコンセプトを表現しつつ他のクリニックのカウンセリングルームとは明確な差別化を計ることを第一に心掛け設計。
ハイエンドホテルの客室のような診察室で、ゆったりとした特別な時間を感じながら、健康について医師とじっくりと話をできる今までにない特別な空間体験をできる場所となっている。
ファミリー層向けのクリニックデザイン
若年層から高齢者まで幅広い世代が通うクリニックの設計としてニュートラルかつどの世代にも愛されるカラースタイリングを心がけてデザイン。
受付のカウンターには杖をかけられる工夫や壁面には壁面アートを設置してモダンさと機能美を融合させた設計に。
若い人にはきれいで新しく、高齢の方には親しみやすく通いやすいそんな中道のクリニックを目指しデザインをしています。
ファミリークリニックに相応しく家族で公園に遊びにいく感覚で通院できるような、親しみ感あふれるクリニックデザインに。
高い吹抜けの天井に屋外のようなタイルや公園の時計をモチーフにした照明など、楽しい雰囲気を演出して通い続けたくなるクリニックを目指している。
シンプルなクリニックデザイン
気軽に通える美容クリニックがテーマ。
漆喰の壁と木目の壁を中心に設計することで、
コンパクトな空間を活かしながら、アットホームなリラックス感を醸成。
シンプルで清潔感のある空間に名古屋らしいゴールドのモチーフをシンボルにしたアイキャッチのあるクリニックに。
柔らかな曲線と自然光を生かした空間で、明るく透明感のある空間を実現。医療脱毛への緊張感を緩和する空間デザインにしています。
ラグジュアリーなクリニックデザイン
深みどりのブランディングの深みあるカラーを、特注の漆喰によって表現。
美容サロンとしての品格と落ち着きを表現するために全体をダークトーンにしてアクセントカラーにシャンパンゴールドとグリーンを合わせることで、全体のバランスをとり、居心地のよい落ち着きを空間に。男性にも女性にも通じるコンフォート感あるクリニックを実現しています。
クリニック内装デザインを作る上で注意すべきポイント
クリニックの内装デザインは、患者さんの快適さや信頼感、スタッフの働きやすさなどに大きく影響します。そのため、クリニック内装デザインを作る際には、以下の3つのポイントに注意する必要があります。
スタッフの動線設計
スタッフの動線設計とは、スタッフがクリニック内で移動する際のルートや距離、時間などを考慮した設計のことです。
スタッフの動線設計が適切であれば、スタッフは無駄な移動や待ち時間を減らし、効率的に業務を行うことができます。また、スタッフ同士のコミュニケーションもスムーズになります。
・受付、診察室、検査室、処置室、薬局などの機能別にエリアを分ける
・スタッフが頻繁に行き来するエリアは近くに配置する
・スタッフ専用通路や扉を設けることで、患者さんとの接触を減らす
上記のような点に気をつけ内装デザインを考えることが大切です。
プライバシーの確保
プライバシーの確保ができれば、患者さんは安心してクリニックを利用することができます。
プライバシーの確保をする際は、以下のようなことに気をつけることが大切です。
・診察室や検査室では、カーテンやパーティションなどで視線を遮る
・個室を作り余裕のある設計にする
内装費用について考慮する
内装費用はクリニックの規模やデザイン内容、使用する材料や家具などによって異なります。内装費用を考慮することで、予算内でクオリティの高いクリニック内装デザインを実現することができます。
内装費用については下記記事にて科目別でまとめているので合わせてご覧ください。
クリニックの内装費用相場や坪単価を科目別で全て解説【費用を抑える方法まで】
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Streamではこれまで数多くのクリニックの設計を手掛けて来ました。
理想の内装デザインを実現するために、予算に応じて最適なプランを提案させていただきます。
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